発生要注意カレンダー

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

ダニ駆除

ダニ施工写真

 

ダニ

アレルギーの原因にもなる、小さな害虫

「何かいるんじゃない?」「近頃、やけに痒いよ!」などの症状を感じたら、直ちに専門業者に駆除を依頼してください。万全な下準備のもと、人体に害をあたえない薬品ガス化蒸散システムにより徹底駆除いたします。

 

家屋に生息する主なダニの特徴

ダニと私たちとの関りのなかにはいくつかの種類のダニがいますが、主なダニについて特徴を上げてみましょう。 ダニの大きさは1cm以上のものもありますが、家屋に生息するダニの大きさは0.2~0.8mmと非常に小さく、たとえばマッチ棒の切り口に約40匹のダニがのってしまう大きさで、肉眼では識別しにくく発見されにくいのが現状です。 室内で特に頻繁に発生するダニは、ヒョウヒダニ・コナダニ・イエササラダニなど10数種類です。この中でも発生数の多いのは、チリダニ科で全体の70~95%を占めています。

 

ヒョウダニ

《形態》
大きさ0.2~0.4mm、コナダニよりも更に小さいダニ。乳白色、卵形
《生態》
室内塵中に最も多く生息し、温度25℃、湿度75%の条件を好み、人のフケや皮膚の落くずを主な餌とする。ヒョウヒダニが多量発生すると、このダニを餌とするツメダニが発生する可能性がある。
《被害》
喘息やアレルギー性鼻炎のアレルゲンとなり、ツメダニなど捕食性ダニの発生の原因となる。

 

ツメダニ

《形態》
大きさ0.8mm内外、淡黄橙色、顎体部はよく発達し、触肢のツメは太く強大。前背板に3対の毛をもつ。
《生態》
世界各地に分布、自由生活を営み、家屋内では新しい畳、穀類などに発生するコナガニ類やほかのダニ類を捕食する。それらの天敵であるため穀類害虫発生の指標とされる。
《被害》 人を刺して強い痒みを与える。皮膚炎を起こし、色素沈着することもある。

 

ノミの種類と生態

ノミは昆虫網、ノミ目に属し、翅がありません。変態は完全で、卵、幼虫、蛹、成虫の4期が認められます。成虫は雄雌とも吸血しペスト・発疹熱などの疾病の媒介者として世界的に大変重要な昆虫ですが、日本では近年その流行がなくなっています。

日本で、人から吸血したり、人家周辺で見られるノミは少なく、主なものはヒトノミ・ネコノミ・イヌノミ・ネズミノミなどです。ヒトノミは近年ほとんど見られなくなり、現在最も被害の多いのがネコノミ、次いでイヌノミの順になっています。幼虫はネズミの糞などの有機物を食べて成長し、成虫になってから吸血します。宿主選択性はそれほど厳格ではありません。
東京近郊では6~7月の梅雨明け前後にペットに発生して人に被害を与えます。ノミに刺咬される場所は膝から下の部分で、ダニの刺咬の場所が背中や脇の下、大腿部などのため用意に区別できます。

ダニ・昆虫・クモの簡単な見分け方